出版社、半数が利益出ず 書店は2年後1万以下に 出版コンサルの能勢仁氏報告=橋詰雅博

1 month 1 week ago
 『出版流通が歩んだ道 近代出版流通誕生150年の軌跡』(出版メディアパル社1月刊行)の3人共著者の一人、出版コンサルタントの能勢仁氏は、「当世出版界事情」を7月25日、日本出版学会産業研究部会で報告した。出版社増える 経営不振で苦境に立たされる書店について能勢氏は「書店は過去5年間で毎年5%廃業しており、2027年には1万店を切り、9千7、800になるでしょう。全体の売り上げも26年に1兆円を下回り、9680億と推測しています」と厳しい見通しを語った。ただ意外にも大小含め出..
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【おすすめ本】前川貴行『ボノボ 最後の類人猿 』―コンゴ川流域の熱帯雨林で 出会ったボノボの生態=土居 秀夫(元「アニマ」編集長)<br />

1 month 2 weeks ago
 ボノボはチンパンジーに似ており、かつては動物学の世界でも、ピグミーチンパンジーと称されていたことがある。20世紀に新種として認知されたゆえに、「最後の類人猿」とされる。 しかし、チンパンジーとボノボの生態は真逆といっていい。個体や群れの間で攻撃的な行動を、しばしば見せるチンパンジーにくらべ、擬人的過ぎるかもしれないが、ボノボは融和とか寛容という表現がふさわしい動物であり、自分たちの間で激しい闘争を行うことはほとんどないという。 異性や同性の間で、交尾あるいはそれに近いしぐさ..
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[B] 日本とイタリアの教育事情~ チャオ!イタリア通信(サトウノリコ)

1 month 2 weeks ago
筆者は、ただいま恒例の夏休み里帰りで日本にいます。日本に帰ってくると、必ず会う友達が二人いるんです。付き合う中で、皆結婚、出産を経験し、今一人は高校受験、もう一人は中学受験の真っ只中。去年辺りから会うと、二人は受験の話なのですが、私はポカンと聞いてるだけ。イタリアには、日本のような受験がないので、イタリアにいる日本の友達も私と同じ状況です。(サトウノリコ=イタリア在住)
日刊ベリタ